4月10日 畑薙上の本流

 昼休みになんとなく見たHPで“県道南アルプス公園線の井川ダム前のトンネルは“6/30まで夜間(22:00〜5:00)全面通行止となっています。”と言う事を知った!良かったよトンネル前で5:00まで足止め食らったら大変だったろう。と言う事で千頭の方から井川奥を目指す事になる。どのくらい遠回りになるのだろうか?

 沼平に着いたのは以外に早く、何時ものコースと時間的に余り変わりは無かった。30分ほど余裕が有るので仮眠する事にした。眠りに落ちる頃車の音が聞こえるので見ていると私の後ろを通り過ぎて行った。暫くしてもう一台通り過ぎて行くのが分かった。

 結局寝ることは出来ず、支度を始めようと車から出て見ると余りの寒さにビックリさせられた。車からバイクを出していると、隣に止めてあった車の人が出てきて暫く話しをするが寒さで声が震えてチョット恥ずかしい。どうやら釣りをするか山菜採りをするか迷っていたようだが、山菜にするみたいだ。その人の話では、木賊の辺りで林道が崩れているようだ。


 赤石渡までの間、車が一台止まっていた。赤石渡の入渓点には車が無かったのでここから椹島まで釣り上がるとしよう。
 今日はテーパーの長ラインを気持ち良く振れそうだ。小さな渓では直ぐに毛鉤を引っ掛けてしまい、気持ち良く振れないのだ。

 釣り始めて直ぐにライズを発見した。石の後ろの流れが複雑に成っているところだ。テーパーラインだと流れの向う側はどうも上手く流せないので、下流の方に回り込み毛鉤を打つ事二振り目に出ました。
 凄い引きじゃん!中々寄って来ない。
長いラインで何時もとは少々勝手が違い一瞬迷ったがラインを手繰り何とか取込む事に成功した。

 ニヤニヤしながら写真を撮り、ふと見ると何と上流に餌釣り師が居るではないか!嘘でしょ!!入渓点には車無かったのに・・・
 聞くとその人は仲間と来ていて赤石渡で車から降り、仲間は下流に入ったとの事だ。そう言えば下流に車有ったな。
 暫くして後ろから「こんにちは〜」と二人組のフライの人だった。ワァオ!今日は混んでるのね。諦めて場所を替える事にした。近くの支流を少し覗いて見ようと思い竿とカメラだけ持って行く。
 本流との出合の小さな落ち込みで、毛鉤を沈めるとゴツンゴツンと当たりが・・・合わせるがすっぽ抜けた。居るじゃんいるじゃん!もう一度・・・ゴツンゴツン・・・やった!・・・が、またしてもすっぽ抜け。
 結局支流での反応はそれだけだった。狭いので直ぐに枝に引っ掛けてしまう。3回連続枝ヒットで嫌に成って支流を後にした。毛鉤を5・6個無くしたな。

 何処に入ろうか迷っていた。上か下か?どうしよう・・・今日は沢山の釣り人が入って居る様だし、皆上流へ上流へ行ってるんだろう。よし下流に行って見よう。

 結局下流にもことごとく人が入っていて畑薙橋まで来てしまった。もう諦めムードだ。朝沼平で会った人が居て話をすると山菜を採りながらここまで来たとの事。手には採ったばかりの独活が「イイ香りだよ〜」とその人、鼻に近づけると本当イイ香り!その人には山菜の事を教えてもらった。「ほら、この木がタラの芽だよ」どんな所に生えてるのかもなんとなく分かった気がした。
 そうだ今日は釣りは止めて山菜採りにしようかな。沼平までの間は山菜を探しながらゆっくりと行った。結構タラ芽の木は有るのだが皆採られた後だった。
 
 そのまま信濃俣林道まで行きタラの芽を探していると有りました。開き過ぎだけど近くを探すと崖下に丁度良さそうなのが有ったがタラの芽一つに命を賭けたくは無い。諦めて次を探すと又発見!今度のは食えそうだ。両手一杯ほど採って帰ってきた。スゴク嬉しかったな。
 タラの芽は3番芽を摘むと枯れてしまうそうだが、1番2番3番どうやって見分けるのか良く分からない。ネットで調べて見よう。

 釣りは中途半端だったが、山菜を少しだけ教えて貰えたしタラの芽も採れ、喜びは大きかった。

まだ時間は早いので帰りはゆっくりとキョロキョロとよそ見をしながら運転した。何時もはがむしゃらに運転しているが、こうしてゆっくりと周りを観察しながら運転すると色んな物が見えてくる。
 「綺麗な花があるなぁ」植えて有るのかな?チョット写真でも撮ろう・・・「こんな所に登山道が!何て山かな?」チョット降りて見て見よう・・・帰りのかったるい運転も少し視点を変えれば結構楽しいな。

 西河内脇を通っていると釣りの虫が騒ぎ出し少しだけ竿を出す事にする。一匹釣れたが上流の工事で濁っていた。30分で止めて引き返した




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