4月24日 井川支流

 出発前に崩落により寸又へは行けないと言う事を知り何処へ行くか迷っていた。
夕方から用事も有り余り奥にも行けない事も有り、安倍川水系にしようかとも考えていたが、それよりもなんだかみょーに体がかったるいのだ。「今日は止めようかな」とも思ったが渓に立ち釣りを始めれば直っちゃうだろうと勝手に決め付け、井川に向け車を走らせた。

 林道に車を止め、取水提への道を下って行くが足が重いし節々が痛い!
もしかして風邪かな?・・・今ごろ気が付いても、もう遅いのだ。取水提を高巻き仕掛の準備をする。
ハァハァハァハァ心臓がバクバクしている。少し休憩して釣り上がる事にした。
 


 意外と水の流れが強く、流れが緩く成っているポイントが少ないためどんどん釣り飛ばして行くが、どうも気分が乗らないのか集中力が欠けているのが自分でも良く分かるのだ。
 せっかく来たのだから、せめて一匹でも魚の顔を見て帰ろうと思うのだが、こう言うのはいけません!やはり体調が悪い時に釣りに来ても全然面白く無いのだ。
 今日は大人しく家で寝ているべきだった。遊びの時間は楽しく過ごさなけりゃ全く意味が無い。仕事しているより辛いのだ。

 今日気が乗らないのに釣りに来てしまったのには訳があり、(たいした事では無いのだが・・・)先週釣りに行けなかった事も有るが、何時ものレベルラインは透明で視認性が悪いので、先日蛍光ペンでラインに色を着けてみたのだが、どうしてもそれを試して見たかったのだ。今日それを試して見て結構使える事が分かった。
 
 

 暫く行くと、流木が沈んでいていかにもイワナが付きそうなポイントを発見!そ〜っと近づき静かに毛鉤をポイントに向けポトリと落として見るが何の反応も無い。
 2・3回流したがイワナは出てこない。何時もならとっとと先へと進むのだが、かったるいのも手伝ってかその場で一服してからもう1度毛鉤を流すと、流木の下からイワナが元気良く出てきたのだ!
 この瞬間はやはり嬉しいもんだ。23センチほどだが元気の良いイワナだった。
 
 かったるいのも忘れ、写真を何枚か撮り流れに返し、暫く余韻を楽しんだ。

 その後1時間ほどやったが反応は無かった。いよいよ熱っぽく成ってきて流石にもう限界です。8時半と早過ぎる納竿に成りました。

 やっとの事家に辿り着き体温を測ると39度!!平熱が35度少々で風邪をひいてもほとんど熱が出た事の無い私には今まで経験したことの無い高熱に驚き、そのまま倒れるように眠りについてしまった。





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