8月28日 寸又川支流

 ピーカンである!昨日の天気予報では曇りのはずなのに・・・
曇りの方が釣れるんじゃないかと思っていたが、まあ晴れていれば気分良く釣り上がって行けるからイイか。
 この沢は今日が初めて。ずっと来て見たかったんだよね〜 でも全然釣れんのよ!


 反応は有るんだけど、ここぞと言う所ではだいたい“バシャッ”って感じで出るんだけど、鉤に掛かってくれないんだな。一度出たら最後、二度目は絶対に出てくれなかったな。
 綺麗な淵で魚が見えてるんだけど、そこに毛鉤を流すと近くまで見に来てプイッっとUターンしてっちゃうのよ。何だか完全にアマゴのやつにバカにされてるみたいだよ。


「よし、もっとアプローチを慎重にして見よう。」
「普段は殆ど気にしないけど毛鉤も替えて見よう。」
「もっと小さい毛鉤無かったかな?」
「沈めてみるか」
「う〜ん・・・マッチ・ザ・ハッチだ!(意味分ってんのかよ)」

 焦りが出てきた。もう昼近くになってるのに一匹も釣れてないのよ。ここまで来てボーズでは悲しすぎるなぁ。
 風は強いし、眩しくて毛鉤も見難い。集中力も無くなってきた頃、ようやくあまごが釣れたのだ。20p位あまり型は良くないが、とりあえずよかった〜 フゥ〜

 何だか腹がプックリふくれている。卵を沢山抱えてるのかな?
 写真を撮り「元気な赤ん坊を産んでくれ〜」とリリースした。

 やっと一匹釣れたせいか、思い出したように腹が減ってきた。ラーメンとコンビニむすびを用意して来たのだが、何だかラーメン作る時間が勿体無く感じて、むすびだけ食って昼休憩終了!

「何だか釣果にこだわり過ぎたかなー」
帰って来てからそう思ってしまった。もうチョット心に余裕みたいなの持ってのんびりしてくれば良かったかな。
 
 ここまで釣り上がってきたけど、小さい魚の反応や走る姿は見たけれど、良型の魚はまだ一匹も見てないのだ。次に釣れてきたのも20cm無いかなって位で・・・もっと良型見たいぞー

 おおっ!ここは居そうだぞ。一抱え位の倒木の手前には少々深くなった緩い流れが・・・慎重に近づいてしゃがんだまんま毛鉤を少し上流へ・・・「倒木の手前で出るはず。そろそろだ、出ろ!出ろっ!」ドキドキドキドキ・・・出たっー!!???
 一瞬で毛鉤は外れてしまった。良型で有ったことは手に残る感触で分った。不思議なことに悔しさは余り残らなかった。“狙い通りのまさにその場所で良型が出た”それだけで満足!フゥゥゥ・・・・そう言う事にしておこ〜っと。


 気を取り直し、もう少しの残り時間を楽しむかな。多少落差が出てきて大きな岩がゴロゴロと、巨岩帯かな?
 大場所が次々と現れ今までに無くじっくりと攻めて行くと、またまた小さなあまごが釣れた。大きいの居そうなんだけどねぇ。

 平川に成ってきた辺りで納竿する事にした。このポイントで最後って思ってると、その先に美味しそうなポイントが現れ、あそこで最後って思ってると・・・まったく何時に成ったら終わるのか!納竿の決心するのに手間取ってしまった。

 帰りは荒れた林道だが、思ってたよりあっという間に車止めまで帰って来れた。




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