何時もは休みが合わない為、仲間と泊りで釣りに行く事は出来ないが、今回はゴールデンウィークを利用して、みっちゃん、浅川さん、川虫くん、と4人で源流を目指すことにした。川虫くんとは何度か釣行を共にしているが、バカなが隊の2人と行くのは今回が初めてなのだ。

みっちゃんは午前中仕事のため、3人でテン場を目指し宴会用の魚を釣り上げ準備万端でみっちゃんを迎えると言う予定で出発した。川床に降り立つと山では雨が降ったのかそれとも雪代なのか予想外の増水で渡渉にも苦労させられる。大変な所は3人でスクラム組んで渡って何とか遡行するが、それでも危険そうな所が有り、ザイルを使って浅川さんが対岸へと渡り何とか渡渉する事が出来た。。


あと15分も遡行すれば目的のテン場に着くって所で、どうしても渡渉出来ない。少し休憩して近くで竿を出して見る事にした。少し時間が経てば水量も減るかもしれないと考えていたのだが、結局この増水は雪代で水量が下がる事は無かったのだが・・・

竿を振り始めてすぐに大石手前のたるみで岩魚が釣れ、川虫くんの所に近寄ると、こちらでも魚とファイト中!しかも竿がみょーに曲がっていて良型である事が想像できた。見ていると抜き上げた魚は良型のアマゴなのだが、川虫くんどうも慌てている様子。水際でバシャバシャと跳ねるアマゴと格闘しているのだが、横で見ているオイラにとって川虫くんの必死の形相がチョット笑える一場面になったのだ。後から聞くと鉤が外れていたと言うので納得した。それじゃあ慌てるよねぇ。すぐ横で浅川さんもチビを釣ってたがリリース、とりあえず二匹キープで生かし魚篭に入れる事にした。

依然水量は減らず、先に進むには尾根上の山道を探し大きく高巻くしか無いようだ。浅川さん曰くみっちゃん情報によると右側には川沿いに山道が有り、上流を目指す人が使うと言うのだが、見つけた事は無いと言う。
とにかく行って見る事にしたが、重たいザックをしょってだと緩い地面の急登は中々大変である。浅川さんは生かし魚篭を持っているので尚更だ。「水捨てて絞めちゃいましょ」と言ったが「行ける所まで行く」と凄いパワーに驚かされてしまう。結局先には進む事が出来なく、諦めて川床まで戻ってそこをテン場にする事にした。

薪を集めたり、テントを張ったり、夜の宴会の準備は徐々に進むが、後は魚が足りないので調達しに行く事にした。川虫くんと1時間ほどやって3匹追加しチョット少ないがこれで我慢する事にした。
少し早いが飲み始め、みっちゃんを待っていると、意外な場所から登場したので目が点に成ってしまった。もうすぐに暗く成ってしまう、せっかくだから少しでも竿を出すようにと奨め、岩魚が少ないから釣って来て欲しいと注文して送り出すと、ほんの30分ほどで注文どうり岩魚を、しかも良型を持ち帰って来たのだ!

暗くなり焚き火の火も盛大に燃え上がると、宴会のはじまりである。
途中心配していた雨がぱらつき、ブルーシートで屋根を作りその中へ非難しながらも宴は続く。酒、ツマミはたらふく有り楽しいひとときはあっという間に過ぎてしまった。

明日天気がもってくれれば、今日行けなかった目的の沢へ行く事が出来るかも知れないと、少しの希望を持って寝床に入った。

 オイラの記憶では、明るく成るまでは余り雨が降って無かったと思うのだが・・・
目を覚まし外の雨音に落胆してしまいもう1度寝袋の中に入ってしまった。
再び目が覚めたのは、みっちゃんの荷物をまとめているガサゴソという音でだった。やはり増水してきていて帰れなく成る前にとっとと撤収しなければ・・・
下流域で、もし渡渉できなければ稜線まで出るルートに成ってしまう。重たい荷物をしょってそんなのはイヤなのだ!

本流の渡渉は中々大変なのだが、ザイルをはってもらっての渡渉に成れてきて余裕がでたせいか注意散漫に成り足を取られてしまった。一瞬ではあるが顔まで浸かり、胴長の中は水浸しなのだ。それでも結構楽しんでいる自分が居るのはチョット不思議なのだ。
少しして、みっちゃんが「お〜いっ」っと手を振っているので何事かと思うとルアーマンが一人此方に向かってきた。話しを聞くと車止めまで簡単に行けるルートが有ると言う。そして車まで楽に帰る事が出来たのだ。
川虫くんの釣り日記

バカなが隊の釣行記



































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