火曜日の夜、明日の釣り場の天気をネットで確認して見ると3時間帯の天気マークはそれぞれ曇りと雨だけである。なんだか条件良さそうじゃん!実に1ヶ月振りと成る渓行きに胸ときめかせ車を走らせた。最近では『ときめく』なんて―のは釣りに行く時位しか無くなってしまったのだ。

アプローチの2時間近くパラパラと小雨が降っていたのだが、釣り場に到着する頃には雨も止み、素早く支度を済ませてしまうといよいよ第1投、トキメキは最高潮だ。
何投かすると早速釣れたのはチビアマゴすぐにリリースして目の前の淵を見てみると、ちびっ子アマゴがウジャウジャと居るではないか!毛鉤を流すと無邪気に追いかけてチョッカイ出してくるが、合わせずにそのままにして見ていたが、チビを相手にしても可哀想なので先に行く事にした。


20mも遡行しない間に良型の9寸8寸と釣れたが、魚が出るのを見て合わせたので無く、いずれも手感で合わせたので「魚が出るのを見たいな〜」と思っていた。すると毛鉤をピックアップする瞬間に魚が追いかけて来たのが見えた!
「しめしめ。。。岩の影に魚が居るのがわかったし、毛鉤に食い付いた訳では無いのでもう一度出るだろう。」
慎重にキャストしハリスをたるませ毛鉤を流すと出たっ!・・・ムムッ、、、「デカッ!」思わず叫んでいた。
強烈な引きが『尺上』を頭に連想させた。
抜き上げる事が出来ずに手前に寄せてくると、あわよくば尺アマゴという目論見が見当違いと言う事に気付き落胆した。なんと尾鰭の付け根にスレ掛りして居たのだ。9寸弱の良型だがなんだかガックリしてしまった。
それでもほんの20mほどの区間で良型が3尾とこの先に期待を持ってしまうのは当然なのだが、その後すぐに空の雲が切れ始め陽射しが眩しく成って来た。これを期に魚の反応が渋く成ってしまったのだ。

まだ9時前なのだが休憩してのんびりする事にした。ふと気付くとひぐらし(蝉)が「カナカナカナ〜」と鳴いていた。 「あ〜、、、秋だな〜」としんみりとして・・・ってまだまだこれからが夏本番なのに!なぜにひぐらしが鳴いてんだっ?山奥はこれでイイのか??

朝一の良型3連発以降チビは何尾か釣れたが中々良型が反応してくれない。一度中々の手応えってのが有ったのだが、バラしてしまった。

そろそろ納竿時間が迫ってきた頃、大きな淵にチビが沢山群れている場所が有った。「この淵には大きいの居るかも知れないな〜」と思うのだがテンカラでは水面に居るチビがじゃれてくるのみ。久しぶりにルアーをやって見る事にした。
ルアーではどうも釣れる気がしなくて、ずーっとやって居ないのだ。と言う事で未だに釣ったためしが無い。
ミノーをキャストして、淵深くを探る感じで引いてくる。手前まで来るとルアーが浮いてきてチビが追っかけて来るのが良く分かる。何投かするとついにチビが掛ってしまった。ルアーでは初の釣果であるが、小さすぎて余り感触が無かったのだ。
流れ込みの白泡へとキャストしてリールを巻き始めた瞬間急に重たくなった。「もしかして釣れた?」寄せてくるがどーも変である。ラインの先を見ると良型が暴れているが、重たさが変なのだ!釣り上げた後に原因が分かった。変な重たさはラインがリールに絡まっていたのだ。良型が釣れたがアタリも判んなかったし、どーも納得行かないなぁ。

その後遡行を続けていると魚が群れている場所が有った。中々の良型も居るようで、色々とルアーを替えやって見たが全くダメだった。30分位粘ったのだろうか・・・ここで納竿する事にした。

































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