今回は今年初めてとなるTさんとの釣行である。Tさんの仕事が忙しく中々水曜日に休みが取れないと言う事で一緒に行く機会が無かったのだが、禁漁直前にしてやっとお声がかかったのだ。


最初に行こうとおもっていた所へはチョットしたトラブルで行けなく成ってしまった。そこで急遽この渓へと足を運んでみる事になった。ここへ来るのは三年ぶりなのだが相変わらず渓相抜群である。とは言うものの少し心配な事も有るのだ。
この渓へは何度となく来ているのだが、相性が悪いのか一度も良い思いをした事が無いのである。かといって魚が少ないと言うのでは無い。事実ここで良い思いをした話は色んな人から聞いているのだ。

この事はあえてTさんには言わずに入渓地点から竿を振り始めた。Tさんとの釣行は何時も良い釣りをしているからだ。まあTさんも居る事だし、この機会に苦手意識も無くなるかなって感じに思っていた。

里川の車横付けの釣りから源流を目指すようになった頃ここへは良く来たが、今思えばその頃は成れていなかったのだろう、深い谷に切り立った両壁、日が届き難く暗くてなんとも言えない気持ち悪い感じがしたのを良く覚えている。

抜群の渓相の中釣り上がって行くが全く魚の気配を感じる事が出来無い。Tさんに聞いても魚の走る姿すら確認出来ない様だ。



あまりにも反応が無いので2人共チョット飽きて来た頃、泳がないと先に進めない場所にたどり着いた。寒い事もあって少し迷ったが引き返して枝沢に入る事にした。

出合は4m位の滝だが簡単に巻く事が出来た。仕掛を小沢用に短く作りかえ、一服して釣り始める事にした。落差は有るがイワナなら居てもおかしく無いだろう。 しかし、交互に釣り上がるが結局ここでも魚を見る事が出来なかった。

まだ時間的には早いのだが、昼飯を食べゆっくりと杣道を登りはじめた。
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