車止めに着くと先行者が居るので予定変更で車をUターンさせた。取り合えず下流の釣り場を探す事にした。今日はここまで来る途中で睡魔に襲われ仮眠を取ったりしたので、すでに辺りは明るく成り始めているので気が焦ってしまう。こんな時に限ってタイミング悪くでっかい方をもようしてしまい、そこら辺の草むらで穴を掘り、元気な大物を置き去りに先を急いだ。その後支流への入り口で先行者が無い事を確認して釣り場を決定し、素早く身支度を済ませて出発した。

河原を歩きながら川虫を探すが小さな虫ばかりで、餌に使えるような大きさの物は全く捕れず、諦めて持ってきた餌を使う事にした。
今日は今まで使った事がないブドウ虫を持ってきたので、まずはそれを鉤に付け仕掛を投入してみる。何ヶ所目かのポイントでアタリが来て、白斑は有るが良型のイワナを手にした。
毎度の事だが最初の一尾が釣れると一安心である。今度はミミズを鉤にチョン掛けし投入してみる。
何ヶ所かのポイントをミミズで攻めるも反応は無いのでブドウ虫に変えてみると、すぐに反応が返って来た。
またしても良型のイワナにニンマリである。その後もミミズとブドウ虫を交互に使っていくが、どうやら今日はブドウ虫に分があるようだ。釣れるのは白斑入りのイワナだが皆良型である。
大きなミミズを付け流心の向こう側へ投入すると、すぐに分かり易いアタリが、、すかさず合わせるとずっしりときた。
今までの中でも一番の手応えである。上手い具合に岸まで寄せ簡単に取り込む事が出来た。メジャーをあてると31pある。今年初の尺物に大喜びで一息つく事にした。
先週と違い今日はすごく寒いので、湯を沸かしてコーヒーを飲む事にした。岩に腰掛けコーヒーを飲みつつ改めて周りの木々を見渡すと、少しづつではあるが芽吹きはじめている。所々に淡いピンクの山つつじの花も綺麗である。

滝下の釜に大きなミミズとガン玉を2個付け白泡の中へと入れてみた。流れの渦に巻かれて暫くすると、ククンッと待望のアタリである。場所が場所だけに『大物か?』と身構えて合わせるが、期待に反してカワイイ岩魚が上がって来た。

ヘツリや渡渉を繰り返し釣り上がって行くと、程好く釣れるので楽しいのだが、岩魚は全て白斑混じりのハイブリットで、この沢ではヤマトイワナを見る事は出来ないようだ。
納竿を決め荷物をまとめ歩き出すと、朝からずっとどんよりと曇っていた空が明るくなり、太陽が顔を出した。ゆっくりと沢を下っていると、釣り上がっている時には釣るのに夢中で気付かなかったが、タラの芽が芽を出しているのを発見した。まだ少し早いようなので写真だけ撮ってその場を後にした。





















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