この時期のあまごは脂がのって最高に美味い。久し振りに美味いあまごが食べたくて、家族分の6本キープを目標にあまごの渓を目指した。先週の土曜日に降った雨が凄かったので、渓の状態が気掛かりでは有るが、とにかく釣り場まで行ってみない事には釣が出来るか出来ないか解らないのである。

途中谷底に流れを確認出来る所で見てみると本流は笹濁りで餌釣りには丁度良さそうである。支流の出合いを見ると流れは綺麗で、水量も丁度良さそうである。
本流の入渓地点に来ると先行者が居たので、オイラは支流に入る事に決め入渓地点を目指した。

足下から這い上がってくる蛭をキンカンでけちらしながら谷を下り、川床へ降り立つと目の前には素晴らしい流れがあった。
久し振りの渓流の雰囲気に胸中穏やかでは居られない。夢中で仕掛を取り付けて居ると首に違和感が、、、首に巻いたタオルを取り首筋を手で触ってみると食事中の蛭が引っ付いている。キンカン片手にあれほど足下を気にしながら谷を降ってきたのに、上からの攻撃には余りにも無防備だった。

ミミズを付け最初の一投を流すとコンコンコンとはっきりとしたアタリが有った。すかさず合わせるが鉤掛かりしない。流すスジを変えると直ぐに同じようなアタリが来たがまたしても掛からない!竿を振りはじめてすぐに魚信を確認できたのは嬉しいが
合わせが下手糞で掛けられない事が何度か続いた。
その後も素晴らしい渓相が続き夢中で竿を振っていると、ようやくアタリを捕らえる事が出来た。
苦労して釣った最初の一尾は、食べ頃サイズの綺麗なあまごだった。

最初の一匹が釣れた後は次々と魚信を捕らえる事ができ、
しかも釣れてくる魚はほとんど美味そうな食べ頃サイズばかりだ。何匹か小さな魚をリリースしたが、目標の6匹をすぐにキープする事が出来た。魚の鮮度が落ちないように腸を出す事にし、釣り始めて余り時間が経っていなかったが
湯を沸かしてコーヒーで一服する事にした。

土曜日の豪雨の影響はどうなのか心配だったが、今日の入渓タイミングは最高だったのかも知れない。その後もポイント毎に心地よい魚信は絶えなく、釣ってはリリースを繰り返していた。
足首ほどのチャラ瀬へ仕掛を入れ、餌のミミズが流れるのを目で追っていたが、途中見失ってしまい目印に目をやった瞬間、流れとは全く反対方向に目印が動き出した!小さく合わせると
元気いっぱいに走り回り中々の引きを楽しませてくれたのは、本日最大の9寸綺麗なあまごだった。

餌のミミズが無くなり、そろそろ時間的にも余裕が無くなって来たので納竿して、遡行に専念することにした。良く釣れたせいか退渓地点まではまだかなり距離がある感じだ。
遡行している最中に絶好のポイントが沢山現われるので 「ここにはデカイのが居そうだな〜」 などと考えつつポイントを歩き飛ばすのが凄く勿体無く感じてしまうのだ。退渓地点まで来て今日釣りをしたのがこの区間の1/4位なものだった事に気づき、あとの3/4は歩いただけだったので後から考えるともう少し狙うポイントを狭めて、大物が居そうな所狙いでやっても面白かったかなと思ってしまった。


































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