去年の釣りを改めて振り返ってみると、5・6・7月の良い時期にそれぞれ1回づつしか釣行が無く、8月に到っては一度も釣りに行く事が無かった。釣行回数が少な過ぎた感じなので何でだろうと考えてみた。そう言えば休日前夜に急に行くのが面倒になり止めた事も何度か有ったし、気乗りしない事が多々あった気がする。そこで今シーズンは最近全然行ってなかった安倍川水系にも足を運ぼうと考えた。大井川水系に行こうとすると、車の運転から渓までのアプローチと時間が掛かるため、半日しか時間が取れない時などはどうしても行く気がしなくなってしまうのだが、近所の安倍川水系なら家を出て1時間で竿が出せる所も多いので、午後から用事がある時や出発直前にかったるくなった時などに利用できる気がしたのだが問題は魚が釣れるか≠ナある。近くて魚が釣れるなんて都合の良い釣り場の存在はなかなか難しいとは思うのだが、とりあえず色々と近場を探ってみようと考えた。

安倍川支流の藁科川は水が綺麗でアユでも有名だが上流にはあまご釣り場があり、各支流も規模は小さいがそれぞれあまごが生息しているようだ。仕事を終え一眠りした朝5時過ぎに藁科川沿いの県道を上流へ向かい車を走らせた。近場なので運転も楽である。すぐに車止めに着くと丁度明るくなり始めた頃だった。支度をすませ川床へ降りて早速つり始める。時計を見ると家を出てから1時間も経っていない。近場というだけあってアプローチが楽なのは魅力だが、問題は魚が釣れるかである。

今日は寒い!雨の解禁日の時よりも数段寒いのだ。まだ釣り始めて30分も経ってないが1尾目を釣り上げた所でコーヒータイムにした。しかし熱いコーヒーを胃袋に入れた一瞬暖まった気がしたがあっという間に凍えが戻ってしまった感じだ。太陽が出れば少しは良くなるだろうと思いそれまで我慢して釣り上がる事にした。
渓相はなかなか良くアタリもそれなりに有るのでイイ感じだが、今日はタイミングが良かったのだろうか?この場所も釣り人は多いだろうから暖かくなる頃にはどうなのだろうか?やはり釣れるのは春先までで、その後はあまり釣れない渓に成ってしまうのか?もう一度暖かく成った頃に調査してみようと思った。

昼を過ぎる頃目的にしていた二俣まで来た。少し迷ったが本線の右俣の方を探る事にした。二俣からすぐに流れはかなり小さくショボイかんじに成ってしまった。奥に行けばまた変わってくるだろうが、今日だけでは探りきれないのでここからの区間はまた後日という事で竿をたたんだ。
ガイド本を見ると二俣から林道へ登る杣道は無いが、この尾根なら登れそうなので登ってみる事にした。途中踏み後らしきを発見して何とか林道へ出る事が出来た。時間はまだ4時前なので、気に成っていた支流を探ってみようと急いで車まで戻り、支流を目指した。
しかし期待していた沢には車止めからでも堰堤が3基並んでいるのが見える。堰堤を高巻く時間も無いのでまたの機会にする事にした。


































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