今回は目当てにしている大淵があり、そこでルアーを試したかった。先月好調だったディープタイプのルアーの色違いを購入しようと釣具屋へ行った時に、同じルアーの超ディープタイプ≠チてのを見つけ思わず買ってしまい、大淵の底に張り付いた大型アマゴを狙うべく、チャンスを伺っていたのだ。そして増水から回復したばかりの今日はまさに狙い時だと踏んだのだ。
仕事を終え車止めへと急いだが、良く会う釣り人の車が2台先行していた。チョット嫌な予感が・・・ともあれ夜明けまで仮眠する事にした。
夜明け前、、、コンコンと車のドアを叩く音で目覚めた。先行の釣り人だった。そして予感は的中した!私の狙っていた沢に入ると言うのだ。しょうがないので違う沢を釣る事にした。

考えてみると最近この沢には来ていない。帰ってから記録を調べると3年前に行った以来だった。此処は開けた河原状の瀬が続きカーブのぶっつけに深淵があると言うような感じだが、淵も今ではかなり埋まってしまっている。そして殆んどが河原状の瀬なので、本当ならテンカラの方が良いのだが、今回はルアーと餌釣りの準備しかしてないので、仕方なく餌釣りをする事にした。
釣り始めて最初のポイント、目印が止まった。合せると良型の手応えだ!下流に走り出したがそこは開けた河原、余裕で取り込み成功である。タモの中を覗くと、鼻の尖ったカッコイイ良型アマゴが暴れていた。

いきなり良いアマゴが釣れたのだが、その後は反応が無くなってしまった。何だか今年はこんな事が多いような気がする。やっとアタリが出たと思ったら10cmほどの可愛い稚魚だ。そしてしばらく稚魚のアタリが続いた。
やっとまともなサイズが釣れたのは、かなりの時間経った時だった。釣り上げた魚を手にした瞬間、真っ赤な朱点が私の目に飛び込んだ。今までに見たこと無いほどに大きく鮮やかな朱点は、何だか違和感さえ感じるほどだった。

天気予報では曇りだったが、朝から陽が射していて今日は暑くて堪らない。日陰の良い場所を見つけ昼飯にする事にした。今回も最近では何時ものメニューに成りつつあるラーメン&海苔弁に缶詰という組み合わせで、腹いっぱいである。気持イイので少しだけ横になってのんびりしていた。

午後の部に入り相変らずチビアマゴばかり釣れてくるが、このチビ達が成長し、そして大アマゴへと成長してくれればなぁと思いつつリリースを繰り返していった。先月から使い始めたスレ鉤はこういう時に力を発揮するなと実感した。合わせが下手で飲まれてしまっても簡単に外せるので、すべてのチビ達が元気良く流れの中へと帰って行った。いつか大アマゴになった時にもう一度会わせて貰いたいものである。


































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