今日は車が無いので釣りに行くのは諦めていたのだが、明け方になって良い事を思いついた。オイラにはカブが有るじゃーないか! これを使わない手は無い。近所の安倍川水系ならカブでも大変じゃ無いだろう、と言う事でスパーカブに釣道具を積んで近くの釣り場を目指したのだ。
スーパーカブは凄いのだ。何が凄いかと言うと燃費が凄い。何と130km/L にも及ぶのだ。オイラのは90ccなのでそこまではいかないがそれでも車と比べると凄い差である。考えてみれば最近のガソリン価格高騰で、毎週のように釣りに行く者にとってガソリン代の出費はバカにならないのだ。ガソリン1gで釣りに行って帰ってこれるとは嬉しいかぎりだ。
前日の雨の影響で釣り場に向かう細い林道には尖った石がゴロゴロと落ちていた。こんな時も車では大変だがカブならば楽チンなのである。今となってみれば何故もっと早くにカブで釣りに行く事に気付かなかったのかと言う思いである。


今回は久し振りにあまごを釣りたいと思いやってきた。川床に降り立ちルアーの準備をし目の前の瀬から釣り始めた。渓が小さいのでキャストが難しいが練習である。釣り始めて直ぐに落ち込みであまごが釣れた。小さいが、写真だけ撮って流れに返した。
途中余りにも狭く上からは枝が被さっているような所では流石にルアーをキャストする技術が無いのでテンカラの支度をしようとザックを降ろした。ラインに毛鉤を結び準備完了ふと下を見ると、おびただしい数の蛭が、四方からオイラに向かって接近してくるではないか!キモイので急いでその場を立ち去った。
ルアーとテンカラ2本の竿を持ち、ルアーが難しいそうな場所はテンカラでという風に釣り上がるが、どちらにも釣れてくるのは小さなあまごである。そのうちこの渓にしては大きめの淵が現われ、
迷わずルアーをキャストした。何度かやったが反応なしである。キャストする角度を変えて少し上流からルアーを引っ張ってやると、一瞬大きな魚が猛スピードで追っかけて来るのが見えた!再度同じ角度でキャストしてトゥイッチさせると食いついた!良い引きだが何だかおかしい。暴れている魚に白いブツブツが見えたのだ。釣り上げると何とイワナである。あまごしか居ないと思っていたので驚いてしまった。ってか、ついに尺あまご釣ったと思ったのにがっかりする気持と、素直に32センチの尺上イワナに嬉しく思う気持と複雑である。
最後のポイントは堰堤である。まだ午前中だが今日は少しだけやったら帰るつもりだったし、尺も釣ったし雨も降り出したし、堰堤を巻く気には成れなかった。この堰堤下余り深くもないし大したポイントでは無いようなので、少しだけやろうと思ってた2投目に凄いのが来た。尺は確実!あまごであってくれと言う願いは叶わず、さっきと同じイワナである。しかしデカイ。36センチだが体の太さや顔の大きさは、さっきの32cmとは比べ物にならないほどだ。久し振りに来たこの沢は、沢山のニッコウイワナが放流されているのだろうか?小さな沢の36cmイワナはホントに驚いたが、気持は複雑だった。


































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