今年のGWお泊り釣行は、かっちゃん、のりさん、あっきー、K氏とオイラの総勢5人のメンバーが揃いました。しかし天気予報は雨、、、雨には異様に弱いこのメンバーは前日からテンションダウンです。先行者も居るし、日帰りにしちゃうかって事で意見がまとまった。
オイラは仕事が終わってからの出発だったのでK氏の車に乗せてもらい後発隊、先発隊の3人は早めに車止め宴会に突入していて、オイラ達が到着した時にはすでに出来上がっていて、ノリさんに至っては2時間で2リットッルの酒を空け、もうレロレロ状態である。明るくなるまで少しでも仮眠をとる事にしそれぞれの車に別れた。
朝起きるとすでに雨は降り始めていた。
昨日から盛んに『ボーズに成るような嫌な予感がする』と言うK氏に『この釣り場でボーズは無いでしょ。雨も降って条件良いんじゃない』
と釣り欲を沸き立たせるようにして、支度を急いだ。
酔っ払い組みをおこしに行くとまだ辛そうな表情でいるので餌を用意してないオイラは餌捕りも有るから先に渓に降りて待ってると伝えK氏と杣道を歩き出した。
所々新しい足跡も残っているので昨日か一昨日には釣り人が入っていると予想されるが、その辺はGWだし覚悟はしているのだ。
渓に降り立ち早速川虫を捕り始めるが中々思ったように集まらなく、そのうち雨が本格的に降り始めてしまった。
皆が来るまで川原で寝転がって待ってれば良いかな〜と思っていたがこの雨ではそうもいかず、じっとしている訳にもいかないので、チョットだけ竿を出してみることにした。

目の前のポイントから三箇所位ポイントを探ったが全く反応なく、そのうちに三人が杣道を下ってきた。
この釣り場はオイラ初めてだがかっちゃん達は何度も来ていて勝手を知っている。
どうやらしばらくの間は魚影が少ない区間で少しの間釣り飛ばすというのだ。
どうりで反応無いわけだと納得して竿を仕舞って皆で歩き始めた。
高巻きを終えた所から竿を出す事にしたが、どーもかっちゃんとノリさんの元気が無いので聞いてみると
かっちゃんは寝不足、ノリさんは二日酔いらしい。
ノリさんに至ってはかなり苦しそうで竿も出さず最後尾から着いてくるのがやっとといった感じです。
自称“雨にあたると体が溶けてしまう”と言う位雨が嫌いなノリさんは、二日酔いにこの雨で竿を出す気力が無くなってしまったようなのです。

<ノリさん、竿を持つ前に二日酔いでダウン>
しばらく誰の竿にもアタリが無いまま釣りあがっていくと、
睡魔にやられたかっちゃんが、雨の中昼寝するから先に行っててと言い出した。
そして大岩の窪みに頭が隠れるように寝転がり眠り始めた。
釣の方もさっぱりで、あっきーの毛鉤に一度反応あっただけで、
全く釣れないままこの釣り区間の半分以上来てしまった。
餌でも毛鉤でも釣れないのでオイラは最終兵器の飛び道具を取り出した。
D-コンタクトはいつもの様に軽快な動きをしてくれるのだがやっぱり釣れない。
何度かチビちゃんが追っかけては来たがその後食うまではいかないのだ。しかし何の反応も無いまま来たので、魚が追っかけて来るだけでも嬉しくなってしまう。
堰堤下の好ポイントで粘るも誰の竿も曲がらない。
しまいにはノリさんが、滝の上に女の声がすると言い出した。普段から霊感の強いノリさんは良く子供の声が聞こえるとか軍人が居るとか訳の分からない事を言うので、最近では慣れてきてしまって、また始まったって感じで聞いてると、K氏とあっきーまで『あそこから女の人の声聞こえますね』なんて言い始めてしまった。
ノリさん曰く、この沢には沢山の霊が住み着いて居るそうです。
堰堤を越えいよいよ最後のポイントだが、結局誰一人竿を曲げることなく無念の納竿となった。
この釣り場はかっちゃんたちがよく来ている釣り場だが、今までどんなに悪くてもボーズをくらった事なんかは無かったと言うので、今回5人揃ってボーズなんての事は、奇跡と言うしかない。こんな事もあるんだね〜
帰りはヒル踊る恐怖の杣道をキンカン片手に応戦しながら登るのだが、ボーズでの帰り道ってのは辛さも倍増するようだった。
≪かっちゃんの釣行記≫ ≪あっきーの釣行記≫



































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