虎岩さんとは先週釣りに行く約束をしていたが、大雨続きで川は増水、道路も心配になってしまい大井川への釣行を諦め、早川水系の偵察に行ったのだ。何箇所かの偵察を終え最後に雨畑川も見て行こうとなり、林道を進んでいると警備員のおじさんが、『この先完全通行止めだよ』と言うので、諦めて引き返したのだ。
後日お昼のワイドショーで日本一小さな町で、陸の孤島と成ってしまった集落″とかいう特集をやっていた。
それはあの日通行止めで通れなかった先にある集落の事だった。早川の大雨洪水はそれほど酷かったのでしょう!

そして今週、天気も回復し雨もそれほど降ってないので、条件は良いんじゃなかろーか!?て感じで今週も有休をとってくれた虎岩さんと大井川の上流を目指した。
川沿いの道を走っていて、月明かりで何となく見えるか見えないかって位で川の流れらしき光景が見えるのだが、どーも変なのだ。
たしかに川の流れの様に見えるのだが、それにしては川幅があり過ぎるのだ。月明かりで川原の石が照らされて、水が流れている様に見えるだけかね〜なんて嫌な予感を吹き飛ばすように話しながら更に上流を目指した。
途中川を渡る橋の上、月の明かりがとても明るい場所で、嫌な予感を現実に受け止めなければ成らない状態だった。
今まで見たこともないような川原いっぱいまである川幅で、すごい勢いで大井川本流は流れているのだ。
『こりゃー今日はただのハイキングに成っちゃうかもね〜』と虎岩さん。もう覚悟は出来たようだ(^ ^;)

車止めで少し眠って、明るくなってから歩き始めた。釣り場まで何時間歩くか分からないが、釣りができなくてもとりあえず行ってみようと言う事になったので、オイラも覚悟を決め歩き始めた。
明るくなって改めて流れをみると凄い増水だが、それほど濁っている訳ではない。時期的に雪代が入っている様だ。

目的の支流もやはり増水で、白泡ばかりでポイントが限られてしまうが、釣りが出来ない程ではなく一安心である。
すぐに支度をすませ、釣り開始だが、雪代の流れに立ち込むのはとても冷たく、痩せている虎岩さんにとっては拷問のようで、顔を歪め叫びながら渡渉している。

と言うわけで、川虫を捕るのは断念して、ミミズ餌で始める様だ。
そしてオイラはテンカラでやってみる事にする。
自分の立っている場所より下流に丁度良さそうなポイントがあったので、毛鉤を水面に落としてやると、なんだか水面下で動きがあったように見えた。もう一度同じように振り込むと、今度はアタリがラインに出た!
釣り開始2投目にして簡単に釣れてしまい、自分でもビックリである。
爆釣に成るのかと思いきや、その後は反応イマイチ。
なかなか釣果を上げる事が出来ません。ミミズで釣っている虎岩さんも苦戦している様です。
あまり流れのない水深のある様な所でしか釣れないので、ポイントも限られてしまう。それ以外のポイントはどんどん釣り飛ばして先へ進みます。
虎岩さんに、ようやく大物が掛った様で竿が急な曲線を描いています。すぐにカメラを用意し取り込み場面を収めた。
しかし今回も期待した尺には届かずじまいでした。
帰ってから聞いたのだが、この沢はミミズではイマイチ釣れないそうで、やはり冷たくても我慢して川虫を捕っておくべきだった様ですね〜 もっと水量が落ち着いて、テンカラでバンバン釣れるように成ったら、もう一度行ってみたいな〜


































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